妊娠中はママの身体をゆっくり休める大事な時間

私は妊娠初期に、切迫流産になってしまったことがあります。出血が止まってからも数日は安静を心がけ、体調が落ち着くとパートの仕事を辞めさせていただきました。妊娠中も仕事を続ける妊婦さんが多くなりましたが、私の場合は高齢出産なので安静第一だったのです。

 運動ができず便秘がちになって困りましたが、ヨーグルトやプルーンを毎日少しずつ食べて乗り切りました。今度はつわりが始まり、食事が取れなくなって痩せてしまいました。不思議と、つわりにダメな方が多い炊き立てご飯は食べられました。つわりは個人差があるのですね。

 安定期に入ってお医者さんからOKが出たので、軽く散歩ができるようになりました。まだつわりが続いていたので、家事の合間に休んでばかりいましたが、お腹の赤ちゃんに声をかける“ゆとり”も出てきて、この頃が一番のんびりできて良かったです。

 のんびりしすぎたのか、妊娠後期に入ると体重がオーバーしてしまいました。つわり続きで食べ過ぎはなかったつもりですが、冬の寒い時期、お腹も重たくなってきて運動量が少なかったようです。夫に協力してもらい、ショッピングセンターでぶらぶら歩き…、という感じで体重は少し落ち着き、無事に出産できました。

 ところが、今までの生活が一変しました!出産翌日すぐに病院による授乳指導が始まり、4時間空けないように赤ちゃんと授乳室へ行き、授乳・オムツ替え・体重記録…の生活が始まったのです。授乳の合間に寝そびれてしまうと、赤ちゃんは可愛かったのですが、正直抱っこしていても眠い時がありました。出産後のママの生活がどのようになるか、ということがわかっていなかったのですね。

 赤ちゃんを迎えたら心を込めて接することができるよう、妊娠中は身体と心をゆっくり休める大事な時間だと思います。出産後もなるべくご家族や周りの方に助けてもらいながら、ママも時には休んで、健やかに過ごしましょう。